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排水処理用語集

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あ行

亜硝酸性窒素(NO2-N)
生活排水や家畜のふん尿に含まれるアンモニアが酸化されたもので、硝酸性窒素と同様、きわめて不安定な物質。アンモニアが酸化して硝酸性窒素になる中間生成物。
アンモニア性窒素(NH4-N)
排水中の窒素を含む有機物(尿素、たんぱく質など)が分解してアンモニア性窒素に変化します。アンモニア性窒素は、酸化され、亜硝酸性窒素、硝酸性窒素になる。水質汚染の指標として重要。
SS(Suspended solid)
水中に懸濁している固形物(浮遊物質)をいう。汚濁の度合いを表す指数としてよく用いられる。この値が高いほど、水の濁りが高いことになる。余剰汚泥生成量にも関係する。通常、ppmまたはmg/Lで表す。
SV(Sludge volume)
活性汚泥沈殿率。曝気槽内汚泥の沈降性や濃度などを示す指標で、おおよその汚泥量や沈降性を推測する最も簡単で有効な方法である。汚泥を1リットルのメスシリンダーに入れ、30分間静置した後の沈殿した汚泥の割合を%で表したもの。30分静置したものをSV30という。
SVI(Sludge volume index)
汚泥容積指標。SVI=SV(%)×10000/MLSS(mg/L)。1gの活性汚泥が占める容積をmlで表し、 通常の曝気槽のSVIは100~150である。
MLSS(Mixed liquor suspended solid)
活性汚泥浮遊物(mg/L)。曝気槽内の活性汚泥量をmg/Lで表したもの。濾過分離後乾燥して求める。曝気槽の浄化能力を維持するために、量を適正に保つ必要がある。
MLVSS(Mixed liquor volatile suspended solid)
MLSS(活性汚泥浮遊物質)のVS(強熱減量)をmg/Lで表す。活性汚泥有機性浮遊物質という。MLSSの有機物量を表すことから、活性汚泥法における曝気槽内混合液の微生物量をMLSSよりも正確に示す指標として用いられる。
ORP(Oxidation-reduction potential )
酸化還元電位。汚水や曝気槽などが酸化状態(プラス)か、還元状態(マイナス)かを電位で示す指標。反応液中に白金電極と水素電極を入れると,両極間に電位差が生じる。電位差は,反応液の酸化還元の状態を表す。曝気が十分で、DOが高く、好気的なものは電位が高く、逆に嫌気的なものは電位が低い。
汚濁負荷量
処理施設に流入してくる汚濁物質量(BODやSS等)。処理場に対する負荷である。汚水量と汚濁物質濃度を乗じて算出する。1日当たりの汚濁負荷量の計算式は、汚濁負荷量(Kg/日)=汚水量(m3/日)×汚濁物質濃度(mg/L)÷1000

か行

回分式活性汚泥法
回分式活性汚泥法は、曝気槽内で、汚水を一定時間浄化処理した後、曝気を停止し、汚泥を沈殿させ、上澄水(処理水)を排出する処理する方法です。汚水投入時や沈殿時に嫌気状態となるため脱窒効果が期待できる。曝気槽が沈殿槽を兼ねるので処理設備の構造が簡単である。
活性汚泥法
好気性微生物を利用して、排水中の有機物を分解する最も代表的な排水処理方法。活性汚泥(好気性微生物郡)と汚水を混合し、空気を吹き込み、その曝気を停止し、静置すると、褐色の汚泥が沈降する。この性質を人工的に連続化した処理方法を活性汚泥法という。下水処理場、工場排水の処理など広く利用されている。
嫌気性処理
排水処理において、嫌気性微生物(酸素のない状態で生きれる微生物)によって、汚水中の有機物を浄化する方法。メタン発酵処理(嫌気消化処理)は、嫌気性処理の代表的なものである。
好気性処理
酸素の存在下で、好気性微生物(酸素のある状態で生きる微生物)によって、汚水中の有機物を浄化する方法。活性汚泥法は、好気性処理の代表的なものである。

さ行

COD(Chemical oxygen demand )
日本語では化学的酸素要求量という。化学的酸化剤を用いて水中の有機物の酸化に要する酸素量を測定し、有機物含有量の尺度とする。過マンガン酸カリによるCOD(有機物により酸化率異なる)をCODMn、ニクロム酸カリによるCOD(全ての有機物を酸化)をCODCr。単位は、ppmまたはmg/Lで表す。BODは生物分解性有機物のみの酸素要求量であるが、CODは、有機物と無機物、両方の要求酸素量である。従って、BODと同じ汚水の汚れを示す指標であるが、必ずしも一致しない。排水基準としては、海域及び湖沼に排出される排水に限って適用される。
糸状菌
糸状の菌糸を持つ菌類の総称。活性汚泥法では、糸状性細菌性バルキング(膨化)を引き起こす原因微生物であり、汚泥の沈降性の良否を判定する重要な指標生物となっている。
硝酸性窒素(NO3-N)
生活排水や家畜のふん尿に含まれるアンモニアが酸化されたもので、亜硝酸性窒素と同様、きわめて不安定な物質。水質汚染の指標として重要。人体への影響は、硝酸性窒素を大量に摂取すると、血液中のヘモグロビンと結合し、酸素欠乏を起こす。(メトヘモグロビン血症、ブルーベビー症) また、2級アミンと結合し、発がん性物質(ニトロソアミン)を生成する。
スカム
排水処理中に発生するガスによって、浮上する微生物、油脂質、懸濁物質等からなる、水槽の水面に浮上した油脂や固形物の集まったものをいう。
全窒素(T-N)
水中のアンモニウムイオン、亜硝酸イオン、硝酸イオンに相当する無機態窒素と有機態窒素の合量

た行

滞留時間
汚水などが処理施設に滞留する時間。曝気時間(エアレーション時間)、HRT(水理学的滞留時間)ともいう。
大腸菌群数
水中の大腸菌群数は、し尿汚染の指標として使われている。水道基準では、検出されないこと。汚水処理などの基準では、1ml中3,000個以下である。
脱窒
亜硝酸性窒素や硝酸性窒素を窒素ガスなどに還元すること。窒素化合物を分子状の窒素として、大気中に放散させる作用または工程をさす。
DO(Dissolved oxygen)
日本語では溶存酸素という。水中に溶解している酸素濃度。1Lの水に何mgの酸素が含まれているかで表す。単位はmg/Lで表す。汚染度が高い水中では、消費される酸素が多いため少なくなる。また水温が高いほど、気圧が低いほど濃度が低くなる。
透視度
水の清濁を表現するための指標。汚水が浄化されるほど透明になることから、浄化の程度を簡単に判断する指標に用いられる。透視度計に水を入れ、標識板の二重十字が識別できる水の高さ(cm)で表す。

な行

 
 

は行

曝気
エアレーションともいう。活性汚泥法では曝気槽に空気を送って酸素を供給すること。
曝気槽
活性汚泥法では、活性汚泥と汚水を混合・撹拌し、曝気を行う水槽。
バルキング
膨化(Bulking)ともいい、活性汚泥法において最終沈殿槽で汚泥が沈降しにくくなり、上澄水が得にくくなる現象をいう。沈殿槽で汚泥が分離できず、汚泥があふれ出る現象をキャリーオーバー(carry-over)という。
BOD(Biochemical oxygen demand )
日本語では、生物化学的酸素要求量という。汚水中の有機物が好気性微生物の生物化学反応によって、分解されるときに消費される酸素量をppmまたはmg/Lで表す。有機物による汚れを示す重要な指標のひとつ。
BOD-SS負荷
曝気槽層内のMLSSに対する、1日に処理されるBOD量のこと。 単位はBOD-Kg/MLSS-Kg・日。
BOD容積負荷
曝気槽の単位容積(m3)当たり、1日に処理できるBOD量。単位はBOD-Kg/m3・日。曝気槽の設計などに用いられる重要な指標。
ppm(parts per million )
百万分率。ある物質の量が全体の百万分のいくつ存在するかを表す。1ppm=1mg/Lまたは1g/ m3となる。10,000ppmが1%になる。
pH
日本語では、水素イオン指数(濃度)という。ペーハー又は、ピーエイチと読む。水が酸性かアルカリ性かを示す指標。pH7が中性であり、7より上がアルカリ性、7より下が酸性である。
富栄養化
富栄養化とは、海や湖沼や河川などが、窒素やリン濃度が増加し、栄養に富んだ水(汚れた)になって行くこと。植物性プランクトンや藻などの異常増殖が起こり、赤潮やアオコなどの被害を引き起こすことがある。

ま行

 
 

や行

ら行

余剰汚泥
活性汚泥法において、増え過ぎて不要となった汚泥(微生物)。活性汚泥はBODやSSを処理しながら自ら増殖するため、余剰汚泥が発生する。

連続式活性汚泥法
活性汚泥法において、汚水の投入と処理水の排出を連続的行う処理方法を連続式活性汚泥法という。回分式活性汚泥法と違って、曝気槽に沈殿槽を併設し、曝気と沈澱をそれぞれの水槽で行う。下水処理場、工場排水の処理など広く利用されている。
 
 

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